2013年8月19日月曜日

お金の出所



ボートは高いです。中古艇の値段を提示して、「ほらね、安く乗れます」なんていうサイトもありますが、私は嘘だと思っています。

安い物はボロい。これは世の常です。(高い物が良いとは言いません)
ボートの世界では、良い業者が少なく、悪い業者が多いと聞いていますので、良い業者、良い持ち主に偶々、本当に偶々当たれば、楽しいボートライフが送れるのかも知れませんが、私が聞いている限りでは、楽しいボートライフを送っている人でも、苦労苦労の連続です。

新艇で2000万円の船を、20年落ち200万で購入したとします。元気な内は良いですが、購入してほどなくすると(または直後から)壊れ始めるでしょう。そうすると、200万の船なのに、修理代金だけは2000万円の船なりの金額を要求されます。これは、船に限らず、家でも車でもパソコンでも同じですね。
それだけ高価な部品を使用しているんですね。だけど、高いからといって良い物とか、長く使える物とか限らない訳です。

そこで、私は新艇か、それに近い物を買おうとしています。目安としては中古艇は10年落ちまで。私的な値段としては、1年で10%の値落ち、10年で船体は0円。
エンジンの値段はよくわかりませんが、船外機の場合、1馬力=1万円、ディーゼルは1馬力=2万円、とはよく言われる数字のようです。あくまで新品の場合です。

私はボートの購入に辺り、800万円を準備しましたが、気持ちとしては500万円以内でなんとかしたいところではあります。この数字は、私のお小遣いや年収ではなく、私が働いている会社の福利厚生費用として捻出する予定です。働いているといっても、自分の会社ですが。

ここでは、できる限り金額についてオープンにしてお話したいと思っております。誰かに、どうしてもと止められたら、そこで終了です。

たとえば、800万円の船を会社で購入するとします。当然、減価償却となるのですが、船は新艇で4年間。中古艇ですと、2年間になります。ちなみに、車は6年間です。

現金一括で支払うと、手元からお金がなくなるのに、税金として利用できるのは、800÷4=200万円になってしまい、600万円は次年度に持ち越しとなるはずです。

ところが、低率法を利用すると、4年償却の場合0.625=62.5%となり、800x0.625=500万円が償却できることになります。つまり、500万円の黒字があった場合、250万円程度が法人税として徴収されますが、1000万の船を購入することにより、税金を1円も払わなくてもよくなり、相殺して500万円得したということにもなります。
それで、マリーナには、何千万もする船がゴロゴロしているんですね。で、私が800万円を用意したということは、そういうことです。でも、お金は使えばなくなってしまいますから、500万円程度に抑えて、税金は払う。ということを考えていました。

まーところが、コミコミ500万円で考えると、船は中古艇で350万円ぐらい。今でしたら、FC-24かシエスタ、サンクルーズ24DX辺りでしょうか。これはこれで楽しそうですが、もう少し欲が出てきます。
その欲と戦うのも楽しいのですが、現在は欲に負けかけています。

私のよく見るサイトがいくつかあるのですが、その内の一つが、KIKUMARU氏です。私とよく似た境遇、思考の持ち主で、サンクルーズ24DXを購入したけど、すぐにサンクルーズ27FBに乗り換えてしまいました。現在は、ポーナム28に気移りしているようです(笑)。

1艇目は24フィート辺りが良いよ。とは聞きますが、すぐに大きいのが欲しくなるんですね。だから入門艇なんて言われるんだと思います。サンキャットも24.5フィートの上に、サンキャット26ってのもあるんですね。形がかなーーーりダサいので気移りしませんが、サンキャット26CSなんていう、245CSの兄貴分が出たら気移りしてしまうのかもしれませんし、セブリエ3CSとして、CSシリーズを拡充するといった噂もあります。これは最高に欲しくなってしまうでしょう。

まだもう少し、購入までに時間がありますので、どんな船どこで買うか、そしてどのような艤装をするのか。を考えていきたいと思います。

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