2013年9月11日水曜日
ボートで座礁
(写真は、今回のお話に何の関係もありません)
船を所有していない私ですが、ボートの事故は海の上から2回も見たことがあります。それも、ここ最近、立て続けに。
1度目は、内緒。とても言えません。とにかく、船長さんの不注意で起きた目の前での事故でした。
次は、目と鼻の先で座礁したお話。
前回とは違うマリーナで談笑している時に、マリーナ関係者が「おーーーい!! そこはあかんでぇ~!! 座礁するでぇ~~!!」
と叫んでいます。私には特に座礁しそうな海には見えないのですが、汚いから見えないだけで、実は腰ぐらいまでしか深さが無いのだそう。
そこをほぼ全速力で駆け抜けていくFB艇。
マリーナスタッフは叫んでいますが、当然聞こえる訳もなく。見えないところまで行ってしまい、帰ってきません。
スタッフ曰く、「帰ってこれるはずがない、絶対に無理」とのこと。幸い干潮ですので、満潮になったら自力で脱出できるかも知れないが、救助にも行けない。ミイラ取りがミイラになる。
スタッフが見に行こうか。と船を出して見に行きました。なぜか私も同乗。
寄れるところまで寄りますが、その距離500mほど。これ以上近づくと座礁する。
よくよく見ると、至る所に木の棒が立っています。 木の棒といったって、ホウキのグリップのような細~い細~いやつです。こんなのわかるわけがない。でも、これを発見しないと、座礁してしまうんだそう。
ちなみに、座礁した近所に大型の貨物船が停泊しています。これは、深場と浅場を知っているから、難なく航行できるとのこと。なるほどなぁ~。
何も出来ないので、しばらく沖合で遊んで戻ってきたら、満潮になったのかヨタヨタと先ほどのFB艇が動いています。さきほど、私たちがいたマリーナに寄港するそうな。そりゃそうだろうね。
ヨタヨタ中にFB艇をマリーナスタッフが併走して声を掛けます。「浸水は無いか」「着岸できるか」と。
どちらも大丈夫なようです。
後ろから見ている限り、右側のドライブが動いていません。左側もなぜか水上にしぶきが沢山でています。ドライブが跳ね上がってしまったのかも知れません。
この船、ポーナムとかだったら修理しましょう。となるのでしょうが、どうみても20年近く前の船。ドライブ2台を交換となると、300万近くかかるよ。とのことなので、もしかしたら廃船の瞬間を目撃してしまったのかも知れません。
2回も海の事故を目撃してしまったのですが、どちらも不注意に依るものです。船の上では、「石橋を叩いても渡らん」ぐらいの気構えがいるんだなぁ。と肝に銘じたtk号でした。
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