2016年1月16日土曜日

マリナ・デル・レイに住む

タイトルからして訳がわかりませんが、私が家内と出会う前、27年前に住んでいたロサンゼルスから近いマリーナがマリナ・デル・レイです。

当時20歳ですから、船を持つどころか釣りすらも子アジのサビキ釣りを嫌々連れていかれてやったことがあるぐらいですし、貧乏でしたから、自分の年齢よりも年寄りのバイク(RD350)を買うのがやっとでした。確か$400=48000円ぐらい。

で、当時の憧れの場所といえば、ハリウッドよりもマリナ・デル・レイでした。松田聖子の別荘があったり、全盛期の宮沢りえが住んでいたりと日本人にも人気のスポットですが、あまり住んでいる人は聞いたことがありません。

位置関係はこんな感じ、私の家が一番下のランチョ・パロス・バーデス(なぜか現在はベルデスと表記されていますが、バーデスと呼んでいました。)、ここは山の頂上部分でして、坂を下ってトーレンス(これもなぜか表記がトーランス)の会社に通っていました。

その倍ぐらいの距離で、ロサンゼルス国際空港の隣にあるのが、マリナ・デル・レイです。バイクで30分ぐらいでしょうか。

Googlemapを見てみましたが、訳がわかりません。赤い四角の部分だけを拡大してみると、

おぞましい数のボートとヨットがあります。
ゴミのように写っていますが、1隻数千万の船がゴロゴロしているはずです。

かなり整ったマリーナのようで、陸電や清水などは完備されているようです。

マリーナやボートは高い!! という当時の思い込みで近寄らなかった施設ですが、調べてみると意外に安いことがわかりました。

ここ40程度のマリーナがある複合施設でして、預けるマリーナによって違うものの1ヶ月1フィート辺り15ドルが相場のようです。少し調べてみますと、Marina del rey Marina ってとこで、25ft=$400。30ft=$513でした。価格表はこちら。(View current slip rate scheduleをクリック)

大きくなると1ft辺りの料金が高くなるのは日本と同じですが、それでも日本に比べると全然マシです。日本の場合、22ftあたりまでが安くて、28ft(9m?)を超えるとベラボウになってきますが、アメリカの場合は100ftですら$3400=40万円ですからね。良心的ですね。

もしかすると東海岸だともっと高いのかもしれませんが、世界最大のマリーナでこの値段ですから、日本に比べるとかなりリーズナブルです。

ちなみに、船は7000隻ほど係留できるそうです。桁違いですね。

日本でもYBMや新西などはそうなのですが、ボートオーナではなくても、レストランで食事をするだけでセレブな気持ちになる場所はあります。
アメリカのマリーナはそんな感じで、おいしいレストランが併設されていて、日曜日の午後などはゆっくりと過ごすことができます。

私の予定では、余生は愛媛で釣り三昧なのですが、もしかすると、退職 → LAでエセセレブ → 愛媛で釣り三昧ってのも良いかもしれません。

相変わらずの夢が広がりんぐ妄想おやじですが、こんなしょうもないことが仕事の原動力だったりするんです。お付き合いありがとうございました(笑)

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