2017年12月5日火曜日

新しい釣りを求めてPart2/2

12月3日(日)、2日連続釣行2日目です。
潮汐サイトを見ていて気付いたのですが、満月も満月。スーパームーンだそうです。またですか...。何回もスーパームーンで釣りをしていますが全く釣れません。イカ、タコは釣れますけど青物とか鯛とかは撃沈必至。ちなみに、1月2日もスーパームーンだそうで、1月3日は日本海で釣りです(笑)

AM1:30自宅を出発
AM2:00テラムラRの車に同乗して出発
今回はチームテラムラRとして参加しますので、おっさんばかり4人でワイワイ言いながら白浜まで移動します。ドアtoドアで2時間ほどでフィッシャーマンズワーフ・白浜に到着。白浜温泉のど真ん中といった場所ですね。
ちなみに、白浜での釣りは初体験。これも新しい釣りです。

AM6:00受付開始
ジギングワンディバトル白浜2017という大会ですが、エントリーフィーは17000円。高くないか? と思いますが、もともとジギング半日便でも12000円はするそうで、明石や日本海に比べて相場が高いです。ビュッフェと抽選会が付いて5000円だと安い...か? いや、安くないよね。まぁいいや。白浜での釣り、さらに大会に参加という私には敷居の高い、新しい釣りが2つも出てきてしまいました。

AM7:00スタートフッィシング
スタートの前に、スタートラインに一列に並びます。私たちが乗船したのは、弁慶丸さん。朝日を浴びてのスタートフィッシング!! 最高ですね!!

ちなみに、この弁慶丸さん、私が乗った遊漁船の中でも艤装が凄い。船もでかいのですが、釣り座も広いし椅子は多いし、電動のコンセントもイケスもデッキウォッシュも各釣り座に用意されています。そういや、ナイフも沢山ありました。使っていませんが、電子レンジもポットもトイレもあります。冬場でもヌクヌクと釣りできそうですね。

さて、最初は水深55m辺りのポイントから。ちなみに、ここから船長氏への文句が始まりますが(笑)なるべくマイルドに記載していきたいと思います。

最初に言っておきますと、この船はノマセだったりエサだったり電動リールでのオヤジ釣りのための船でして、ジギングなんて輩のやる釣りは苦手な訳です。なら参加するなよ、ってのは言いっこなしで、私は「こんな良い船で参加していただいて、ありがとうございます。」という姿勢で行きたいと思います。

出港前は漁礁を狙うだの、タイミングがどうこう言ってた割には、水深しか言わない船長。まず何狙いですか? 魚探の反応は? 棚は?
沖に出ると無口になるタイプでしょうか? そうなんでしょう。それならそれで全層探るだけです。
朝1のポイントでは誰も釣れず、移動します。
潮は大変緩いですね。大潮なんですけど、どちらかというと潮が動かずに苦労する釣りっぽくなってきました。

次は水深80m辺り。ここで気づきました。ミヨシの釣り座の人が「探見丸」を使っています。主催者の代々丸には付いているのは聞いていたのですが、それならそうと最初に言ってくれないかなぁ...。スマホにはじめて探見丸を入れてWIFIで接続すると出てきました。これも新しい釣りですね。
見てわかる反応の無い「青い海」明石ブルーの再来です。底から5m辺りに赤い1ドットの反応がありますが、これを釣るのか? なにせ初めての事なので、よくわかりません。後に釣れる反応はもっとでかい反応だとわかりました。

ここでは隣の隣の人にヒット。「サバかなぁ...?」と言ってましたが、サバっぽくありません。むしろマハタとか上層までずーっと重いパターンの魚でして、あがってびっくり1.2mほどのアカヤガラです。これうまいらしいですね。

船中活性低し。無線で入る他船の情報では「カンパチ、ブリ」といったワードが出てきました。うん、完全に朝の潮を逃したね。いや、いいんですよ! 海に浮かんでるだけで幸せですから。

次は水深100mまで来ました。さすがに腕がだるい。しかしたった6時間の釣りです。手がモゲるまでシャクりますよ。
ここでベタ底でやっとヒット。サバですね。これはサバだ。ちなみにサバはジギング大会の対象外です。40cmほどのマサバでした。船中初青物ってことで色めき立ちますが、サバですからね。みなさん冷静にどうぞ。

ヒットジグは、オーシャンフラッシュセミロング150gグローヘッド赤金でした。フックはオーシャンアシストEX1/0 3cmをフロントのみ。

乗船時に言われていたんですけど、トモ側は排気ガスが凄い。空中排気でも良い感じで排気が流れてくるので、全身ディーゼル臭いです。いや、いいんですよ!!!(2回目) 風が無いってことですから!! 釣りやすいですよね!!

魚探の反応は無し。オールブルーです。底にも反応が無い訳ですから、色々と試してみるしかありません。
結構向こうで釣っていたジギング船が丹後ジャークっぽいジャカジャカ巻きからの飛ばしってシャクりをしてメジロクラスを上げていました。なら、試してみようと、水深100mから表層までジャカジャカ巻き5回転、そしてポーンと飛ばし。を繰り返していました。
何回やったでしょうか、15回ほどやったと思いますが中層でヒット。ポーンと飛ばした瞬間にフッとテンションが抜けました。鬼合わせ&ゴリ巻きで上がってきたのはハマっちゃん。こんな時だけ近所にジギング大会の船がいてて「隣がヒットしてるぞ~、がんばれ~」と盛大に応援されましたが、やめて~、まるでこっちの船が釣れまくってるみたいやん~。
船中初のハマチ系青物。人間の活性が上がりますけど、特に何も起きず。
ちなみに、ジグは色々と交換していましたが、さっきと同じジグで当たりました。
100mを15回ほどやっていたということは、1.5km巻き上げていたんですね。最終的にはマラソンの距離ほどシャクっているでしょうから、大変な釣りですね~。

何度も同じことが起こるのですが、船長氏が「移動するよ~」というと誰かがヒット(サバですが...)。本当に何度も起こります。いや、いいんですよ!!!!!(3回目) 以下略。

ここまでテラムラチーム、私以外ボウズ。釣り座はトモ側の右舷、左舷に別れて2人、2人で釣っていたのですが、私は右舷側。ずーーーっとラインが船底に潜るんです。いや、いいんですよ!!!(略)
じゃぁ左舷はと言うと、他の客が全部左舷に行っていたらしくギュウギュウ詰め。ついでにPEラインが太いらしくて釣りにならんとプンスカしてました。いや、いいんです(略)


水深は133m辺りまでやってきました。ここにきて魚探の反応が素晴らしい。底と中層に何かが泳いでいます。なるほど、探見丸ってこんな反応で出るんだと思ったのがこの場所でした。
しかし釣れない。誰も釣れない。サバはチョコチョコ上がりますが、それだけ。

私の左で釣っていたオバサンおねいさんがベタ底で何かを釣った模様。なんかでかそうだぞ~とみているとマハタ!! 45cmはあろうかというとでかい奴が釣れました!! これは大会でも何かもらえるんじゃないか!?
ジグはTGベイト150gミドキン。同じ物を持っていますので変えてみますが、私には特に何もなし。

この130mのポイントでテラムラ氏もヒット!! 底から60m位シャクっていたらヒットしたそうで「サバかなぁ~!?」と言っています。サバちゃうやろと思ってみてましたが、70cmほどのメジロ。船長氏いわく「中層に何か走ってたのが見えてたんだよ!」だそうです。あんた何も言ってないやん、いや、(略)

私もずーっと表層までシャクってますけどね。特に何もありません。テラムラ氏のヒットジグも全く同じでした。

次にヒットしたのはフリーク社長S氏、べた底でジグをひったくられたとのことですが、「サバかなぁ...」みんなそればっかりやん。上がってみたら「マグロ」!!!!!!!
これも初めての釣りですね。
マグロの子供のヨコワです。ちなみに、和歌山県では30kg以下のマグロは漁師も遊漁船もプレジャーもみんなリリースだそうです。当然、リリースします。これ以後、どこかに写っていてもそれはマグロの恰好をした風船です。よくありますね、プールで子供が遊んでるやつ。あれです。

最後に、釣れていなかった左舷のY氏もヒット。20cmほどのガシラですが、ボウズ逃れ。

納竿時刻が近づいてきて、80mほどのポイントに戻ってきましたら魚探の反応もまぁまぁです。底から20mまで、と上から20-40m辺りに反応があります。
結局、全層シャクるんですね。わかります。

わたしからは見えない位置だったのですが、ミヨシでスピニングとタチパターンジグで釣りをしていた方が2連続でメジロをゲットしました。これは凄いですよ。ハマチ系は、私、テラムラ氏、その方の3人しか釣っていませんからね。10人もいてね!!! いや(略)

そして13:45ストップフィッシング。
最後まで釣り人の10人はよく頑張りました。港に戻って計量します。誰も計量してなくない? うちらが一番乗り? い(略)
今日の釣果。まっかっかなのはヨコワ(の風船)の血です。メジロx1、ハマチx1、サバx4、ガシラx1です。

10人乗りなのに、なぜか右舷では4人しか釣りをしていましたでしたが(笑)、終始ラインが船底に入っていく釣りになると、結構な頻度で表層までジグを回収しないと左舷側の人とおマツリするんですよね。130mも回収していると必然的にチャンスが減るのですが、皆さんよくがんばりました。
2連続でメジロをヒットさせたお兄さんも最高ですね。完全にパターンを掴んだはずだったのですが、それを生かせないのは船長の責任です。(略)

なんだかんだとあって、表彰されるのは期待していなかったのですが、青物の部のトップはブリ(4.7kg)...。4.7kg? 14.7kgじゃなくて? 明石では70cmのメジロでも3kgはあります。この辺りのブリはかなり痩せているようですね。ついでに寄生虫も多いとの話もあり、あまりジギング船が盛り上がらない訳ですね。

更に他魚の部の表彰式では悠然と並ぶヨコワ!!!! おい!! S氏が釣ったヨコワもまぁまぁでかかっただろ!! せめてヨコワ全部を賞典外にしてれば、隣のおねいさんが釣ったマハタがランクインしてただろ!!!!!

マイルドに書くつもりが罵声を浴びせてしまいましたが、単純に面白かったです。しんどいのでつい口が悪くなってしまいました。ただルールだけはちゃんとしましょうよ。(ヨコワについて)こっちの船長氏は海の資源を守る、海の男だったのは間違いないです。

他の船の釣果も見ていましたが、結構メジロが釣れていましたね。クーラーボックスに入りきらなかった船もあったようです。こちらはジギング船ではないのでしょうがない。これについては怒る気はないです。

最後にビュッフェと抽選会があるのですが、長かった。食べ物はすぐに無くなるし、残っている物はパスタ、白飯、カレー。全部炭水化物ですよね(笑) まだ食べ物ありますよ~じゃないよ! 良かったのは無料の足湯と白浜温泉です。最高でした。

そんな中、テラムラ氏は「また来年も来ます」とのこと。まじで~!?!? またやるの~!? 勝までやるんだろうなぁ~。

初めての釣り2日目もこれで終了。昨日と今日で初体験がかなり色々とあって、自分のこれからの釣り人生に良い影響をもたらす2日間になりました。ばなぶ氏、弁慶丸の船長氏、ありがとうございました!

4 件のコメント:

  1. それはたいへんな日曜日でしたね。
    大会のたぐいはよい経験がないので、参加していません。遊漁船もいろいろと人付き合いが面倒くさいので、マイボートをもってからは乗っていませんね。
    マイボートは釣れないし、費用を考えると釣り船に乗った方が結果安くつくのはわかっているのですが、自分で好き勝手できる解放感には変えられません。たぶん性格なんでしょうね。

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    1. 全く同じですね。遊漁船で良い経験って本当に無いです。船長に気を遣うのも馬鹿らしい。
      マイボートは釣れないですけど、たまに爆釣ありますからね。遊漁船の釣果情報見てても爆釣なんてほとんどないですし、あっても常連や上手な人の一部だけでしょう。
      私も性格的にマイボートが合っているようです。

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    2. 釣り船は基本サービス業だと思うのですが、サービス精神に欠ける船長も多いです。
      気の合う船長を見つければよいのでしょうが、船長はよくても常連さんがアレだったりして、なかなかうまくいかんものです。
      好きな時間に出て好きな時間に帰ってこられて、好きな釣り物を周囲に気兼ねせずにできる気楽さはやめられませんなぁ。

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    3. 釣り船は漁師の暇つぶしです。どうせパチンコしかやる事がないから、小遣い稼ぎにやっているだけです。だから、プロ意識が高くてサービス精神旺盛な遊漁船は予約が取れません。
      良い船長に変な常連客が付くのも全くその通り。やはりマイボートでの釣りが最高ですね。

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